福祉/教育事業フィールド案内

— 陽楽の森について

どすこいは2020年9月、メインフィールドを「陽楽の森」に移転しました。王寺町部屋の子どもたちは毎日ここに通い、のびのびと過ごし、それぞれの課題に取り組んでいます。
昭和町部屋・西田辺部屋も週末や長期休みのときに「陽楽の森」で過ごしています。
どすこいはサステナブルなコミュニティのモデルの一つが「陽楽の森」に出来ることを夢見て、「陽楽の森プロジェクト」のメンバーとしてさまざまな企画に加わっています。

— 陽楽の森 データ

30年前までは谷全体に二十段あった棚田ですが、今はどすこいで六段、祥平さんが七段作付けしています。
六段で100坪（300㎡）しかありませんが、管理しなければならない畦は全部で100mを超えます。30m畦塗りをしても6列しか田植えが出来ない段があり、15m畦塗りすれば9列田植えが出来る段があります。田植えの準備に二週間かかります。倍の面積の尼寺の田圃が、三日あれば田植えが出来ることを考えると、棚田がいかに非効率的かが分かります。
でも、田起こし、畦塗り、田植え、草引き、稲刈り、はざ掛け（1ヶ月間天日干し）、脱穀（足踏み式脱穀機と唐箕を使用）と大半を手作業で行い、収穫した米は圧倒的に美味しいのです。

農薬と化学肥料を使わない棚田には生き物がいっぱいいます。
シュレーゲルアオガエル、アマガエル、トノサマガエル、ダルマガエル、アカハライモリ、ゲンゴロウ、ミズスマシ、ミズカマキリ、タイコウチ、ガムシ、コオイムシ、ヘイケボタル、カワニナ、マムシ、ヤマカガシ、シマヘビ、サワガニ、オケラ、ミミズ、モグラ、他にも色々。

— 大宇陀　森下さんの棚田 データ

もちろん肥料は陽楽の森の落ち葉と竹チップで作った堆肥と、天然液肥オーガニカだけ。
殺虫剤や除草剤も使いません。
6月～10月は稲を育て、収穫した餅米で年末にお餅搗きをします。
10月～6月は小麦を育てます。小麦は5月頃青い穂の時期に「花麦」（はなむぎ）としてアレンジメントの素材になります。収穫後の小麦は無農薬有機栽培の小麦粉として、さらにビールの素材として利用する予定です。

— 尼寺の田圃 データ

— カヌー・カヤック・SUP発着場所

— 奈良五條吉野川 データ

30年以上続くビーチクリーンの日はどんなにいい波があってもすべてのサーファーが海から上がり、みんなで浜辺のゴミを拾い集めます。

「海で遊ぶ日」では地元のみなさんやサーファー、ライフセーバーがボランティアスタッフとして尽力されています。
そのお陰で、障害があってもなくても誰もがさまざまなサーフアクティビティを安心して楽しむことが出来るのです。

— 2022年9月11日の活動の様子