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リプロ稼働

リプロ稼働

2021年12月1日 大阪運輸の「リプロ 南大阪リサイクルセンター」が稼働開始しました。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

大阪運輸初の産業廃棄物中間処理施設であるリプロでは、回収した廃棄物を工場内の機械に通すことで高い精度で仕分けし、RPFと呼ばれる再生燃料、また再生プラ製品や金属リサイクル、断熱素材などの原料に生まれ変わらせます。

産業廃棄物の世界

廃棄物は通常減容して埋立てしていますが、最終処分場の残余年数が残り少なく、20年以内にはスペースがなくなると言われています。そんななか、各業界はゴミを減らす、またゴミを再生させることに力を入れています。

パッカー車

RPFとは

リプロで生産しているRPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)は産業廃棄物の内、これまで再利用が難しかったラミネート加工された古紙や自然には分解しない廃プラスチック類を主な原料とした高品位の固形燃料で、石炭や化石燃料に代わる燃料として様々な業界で使われています。

RPF

RPFってこんなにすごい

  • 石炭を使うより安く、経済的
  • 排出CO2が少なく(石炭比33%減)、地球温暖化防止に寄与
  • 埋立て最終処分場行きの廃棄物を再生するのでゴミの削減になる
  • ハンドリング効率が高く、輸送も低コスト
  • 原料の廃プラスチックは熱量が高いので高カロリー。化石燃料の代替品として使用可能

でき上がったRPFは一般的に、製紙工場や製鉄所でボイラー燃料として使用されており、農業ハウスの熱源にもなります。

RPF

廃棄物の流れ

廃棄物の流れ

廃棄物の流れ

廃棄物の流れ

廃棄物の流れ

SDGs

世界的な取り組みであるSDGs。リプロの取組みは以下の「持続可能な開発目標」に合致しています。

SDGs7再生エネルギーの製造を通じた社会へのアプローチ

SDGs9物流から産業技術への挑戦

SDGs11廃棄物の削減により豊かな社会を構築する

SDGs12企業様からの廃棄物を再生し、次に活かす循環を構築

SDGs13物流ネットワークによる輸送効率向上によりCO2削減

SDGs14マイクロプラスチック問題への挑戦

SDGs15再生エネルギーにより綺麗な空を取り戻す

SDGs17お客様と共に環境問題に取り組む

各所から集めた廃棄物をリプロで選別、再生してそれをまた排出元で活用することはサステナブル(持続可能)な、循環型社会の構築の一端を担います。

概要

名 称 リプロ 南大阪リサイクルセンター
所在地 大阪府泉大津市夕凪町13-5
TEL 0725-90-7066
FAX 0725-90-7067
事業内容 産業廃棄物処分中間処理(破砕・選別 減容固化)
3R研究財団リサイクル等高度化設備導入促進事業
許認可・事業免許 産業廃棄物処分業
大阪府 第02720222502号(破砕・選別・減容固化)
受入可能品目 廃プラスチック、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず

産業廃棄物収集運搬業許可一覧:

  • 大阪府  No. 02700222502
  • 兵庫県  No. 02803222502
  • 京都府  No. 02600222502
  • 奈良県  No. 02900222502
  • 和歌山県 No. 03000222502
  • 滋賀県  No. 02501222502
  • 三重県  No. 02400222502
  • 岡山県  No. 03300222502

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