吉川ロジスティクスグループでは毎年大学との協定型のインターンシップを行っております。
ひとりでも多くの学生さんに物流業界というものを知っていただき、より良い進路を選んでいただければとの思いから受け入れております。
※2020年度は新型コロナウイルス感染予防対策を講じながら実施いたしました。
1日目
オリエンテーション
7日間のインターンシップがいよいよ始まります!
初日はオリエンテーションとして当グループの事業内容の説明をし、午後からは早速現場見学に行きました。
会ったばかりの学生さんたち、緊張しつつも普段見ることのない仕事現場を見学し、身近に感じて頂きました。
2日目
朝礼・安全教育
2日目は本社で毎日行われている朝礼から参加しました。(2020年度は朝礼は中止)
社長以下、役員も参加の中行われる朝礼は緊張感もあり、その中で一人ひとり簡単な挨拶をする事になった皆さんには”会社”というものを感じて頂けたように思います。
この日は安全教育も受けました。
現場仕事が基本の当・グループでは安全意識・対策を怠ることはありません。
翌日から始まる現場実習に向けて、グループの安全管理担当の部署から現場作業とはどんなものなのか、どこに気を付けなければいけないのか、等を学びました。
3日目
仕事体験
(2020年度)
事業所実習では物流センターにて、物流管理の仕事を体験です。
実際に現場作業をしたり、管理者としての仕事の体験してもらいました。
実習の中で学生さんには「ヒヤリハット報告書」を書いて頂きました。
(ヒヤリハットとは、日々の作業の中で事故にはならなくとも「ヒヤリ」や「ハッと」した事案を洗い出し、原因を確かめ、対策を練り、実際の事故にならない様にする手法です。)
4日目
Web会議
午前中は前日に続いて事業所実習です。
そして午後からは本社に戻り、Web戦略会議に参加して頂きました。
こちらは毎月一回開催している会議で、当社のホームページの制作(このページも!)をしてもらっているプランユーケーさんと一緒にワークショップを行いました。
これから本格的な就職活動が始まる学生さんの目線から、当社のリクルートページの気になるところなどについて意見を出してもらい、どう改善したらいいのかをチームで話し合い・発表と取り組んでもらいました。
5日目
グループワーク
5日目は職場見学とグループワークを行いました。
(2020年度)
現場研修での経験をもとに、事業所の問題点・改善点を話し合ってもらいました。
実習に行った場所はそれぞれ違うので、各現場特有の課題があがり、それをグループの意見としてまとめ発表したのですが、グループワークは回を追うごとに説得力をもって発信できるようになっており、学生さんたちの成長も感じられました。
現場管理者も参加したディスカッションでは、発表を聞いた管理者から”人を動かす立場”としてのアドバイスも出ました。
そして発表の内容だけでなく、そこに取り組む姿勢自体が大事だという事をお伝えしました。
6日目
社会貢献活動
この日は一日、吉川運輸が送迎などで協力している一般社団法人どすこいさんの活動に参加しました。
(2020年度)
信貴山のフィールド(2020年度は王寺町部屋)におじゃまし、発達障害の子供達と一緒に遊んだり、竹を切って森を開拓したりと普段ではなかなか出来ない事を体験しました。
企業として取り組んでいる社会貢献の面を見て頂き、企業とはどんな存在なのか、お金を稼ぎだすだけではなく、それを社会に還元することも大事にしている吉川ロジスティクスグループの一面を見て頂きました。
7日目
まとめ
最終日はこの7日間で経験した現場見学、事業所実習、そして数回のグループワークを通して学び、感じたことを基に、テーマに沿って話し合い、発表しました。
(2020年度)
(2020年度)
「自分が持っていない考えを、相手や仲間が持っている。」と述べた学生さんがいらっしゃいます。仕事は周囲と協力しながら進めていくことばかりです。
チームで話し合うことで自分一人では導き出せなかった答えを導き出す、この体験をしてもらえた事は今後の就職活動や社会人生活でもきっと役に立つ経験だと思います。
7日間のインターンシップ、いかがでしたでしょうか。
この7日間を通して、学生さんからは「創造性と協調性を生み出せました。」「課題を見つけ、改善策を立案することの大切さが分かりました。」などの感想を頂きました。
1週間という期間でしたが、学生さん達には見学・実習・グループディスカッション・発表など様々な事を経験していただきました。このインターンシップでの経験を今後の活動に繋げて頂ければと思います。
(2020年度)