・一般社団法人 どすこい・大塔ライフハウス
代表理事 鈴木ゴリ宣仁
5月から12月の8ヶ月間に合計72回、吉川ロジスティクスグループさまからマイクロバスによる送迎支援をしていただきました。
大阪市内と信貴山、王寺町、五條市吉野川、宇陀市大宇陀といったフィールドの間を「安全に」「確実に」結んでいただくお陰で、子どもたちにとってかけがえのない体験が実現し、一人一人が抱える課題や困りごとがそれぞれのペースで解決していっております。
子どもたちもスタッフも運転してくださるポンタさんとドラさんが大好きです!いつも有難うございます!!
フィールドに向かうバス車内
フィールド到着!待ちきれない子どもたち
五條市吉野川河川敷
(王寺町「陽楽の森」モデルはドラさん)
2020年4月に社会福祉法人として認可された大塔ライフハウスは、新型コロナ感染防止に配慮しながら5月にデイサービスと訪問看護を開始しました。
大塔町の住民は約半数が後期高齢者ですが、みなさんとてもお元気で「まだまだ介護の手は借りない」と頑張っておられます。とはいえ例えば20戸の集落の住人が80代のお母さんが一人だけというような状況が広がりつつあり、コミュニケーションの機会を持っていただくために、スタッフが戸別訪問を行い、デイサービスを利用していただいています。
そのなかで力を入れているのがハーブの栽培です。収穫や乾燥、ポプリとして販売するための袋の制作などで、みなさんの達者な手をお借りしています。この様子は新聞各紙やCATVで取り上げていただきました。
9月2日付け
読売新聞奈良版に掲載
ハーブ畑の準備
植付け
収穫したラベンダー
小学校のラウンジで乾燥
天然温泉『夢の湯』で入浴
9月どすこいは、王寺町にある『陽楽の森』にメインフィールドを移転しました。この森にはどすこいだけでなく、障害福祉サービスを提供されているNPO法人なないろサーカス団さんや森林ボランティア・ラックスフォレストさんが活動され、マルシェや昆虫写真家・伊藤ふくおさんの昆虫観察会が開催されています。
どすこいはみなさんと協働しながら障害のあるなしや支援する側される側の垣根を越えて四世代が交流し、自給できるコミュニティを目指します。
森や田畑の50年後100年後を思うと後継者の育成が急務です。
SFXでは現在、大宇陀森下さんの棚田、五條市宇野峠の森、生駒高山町の竹林、の四ヶ所で森林ボランティア活動を行っています。みなさんのご参加をお待ちしています!
大宇陀森下さんの棚田
生駒市高山町の竹林
五條市宇野峠の森
陽楽の森