2021年10月1日、𠮷川ロジスティクスグループに17社目の新会社「株式会社どすこい」が誕生しました。
𠮷川ロジスティクスグループのSDGs事業を推進していく新会社として、障害を持つ子どもたちの支援や地域再生、環境に配慮した活動など、これまでの物流に留まらない大きなフィールドで活動していきます。
どすこいは元々「一般社団法人どすこい」として、障害児の通所サービス(放課後等デイサービス/児童発達支援)を2015年より行っており、大阪市内2か所と奈良県に拠点を持ち活動してきました。𠮷川運輸では10年以上前より奈良県郊外の里山で活動する時などにボランティアでバスを運行し、今では年間100回以上子どもたちを送迎しています。
障害がある人、ない人、若者、お年寄りと、どんな人生を送ってきた人も一緒に森で過ごすことでコミュニティが生まれ、また自然の中で遊ぶと子どもたちのみならず大人も生き生きとします。そんな森・里山をベースに活動できることがどすこいの大きな特徴です。
いつも有難うございます!
Yoshikawaのサステナブルとして、障害や年齢、学歴や経験、国籍、言語を問わず、「誰もが安心してそこに居ていい」場所を、森にも街にも、1ヶ所でも多く創っていけるよう奔走します!
サステナブルの事業化は簡単なことではありませんが、みなさんのお力をいただきながら前に進んで参ります!
鈴木ゴリ宣仁 代表
注意深く見ていれば街のいたるところに「放課後等デイサービス」などの看板がかかっている場所を見たことがある方もいると思いますが、どすこいの事業はまさにその通所サービスを行っています。
学校が終わると主に発達障害を持っている子どもたちが集まり、遊び、学び、夕方には自宅へと帰っていきます。
どすこいの大きな特徴は休日になると奈良県のフィールドに行き、自然の中で思いっきり楽しめることです。夏にはカヌーなど水遊びをし、秋・冬は焚火であったまり、時々手作りおやつを作ったり、動物や虫などの生命と触れ合うなど、都会ではできないことを思う存分楽しんでもらいながら、コミュニケーションを学び、これからの世界を生きていくための適性を付けていきます。スタッフも専門に学んだ人、また長年この業界に携わっている人が多く、子どもだけではなく親御さんとも真摯に向き合い、一人一人に合った支援を組み立てています。
スタッフ紹介
㈱どすこいの本部も兼ねている昭和町部屋は主に小さな子どもたちを預かっています。
■多機能型発達支援事業所:
大阪府大阪市阿倍野区昭和町4-11-22
西田辺部屋は近隣の昭和町部屋から移る子が多く、通所サービスが利用できる18歳までの子どもたちが通っています。
■放課後等デイサービス:
大阪府大阪市阿倍野区西田辺町1-13-1
奈良県王寺町にある王寺町部屋は子どもが遊ぶフィールドとして「陽楽の森」を擁しており、子どもたちは平日も森へ直行。利用者が奈良の広域から集まっています。
■多機能型発達支援事業所:
奈良県北葛城郡王寺町本町2-31-25
Live together
共に生きる
With nature
自然と
With the community
コミュニティーと
With people
人々と
From our each place,
それぞれの場所から
we will make a sustainable society.
サステナブルな社会を
今後、㈱どすこいは児童発達支援以外にサステナビリティ事業として様々な分野へ展開していきます。前回の社内報15号でも触れていますが、大阪運輸とタッグを組んだ環境事業、障害者の就労支援事業やこども食堂、買い物難民への支援やゆくゆくは保育事業、また農林業では農作物の栽培をし、社内外への販売も構想しています。障害を持っている人、持っていない人が共に取り組めるこれらの事業は国連で採択された国際的な取組みSDGsの目的である「持続可能」な社会への第一歩だと考えます。更に企業として何ができるのか。今後は従業員のみなさんと一緒になって考え、これまで𠮷川ロジスティクスグループにはなかった分野への展開で新たな次のステージへ向かって参ります。
商 号 | 株式会社どすこい |
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所在地 | 〒545-0011 大阪市阿倍野区昭和町4-11-22 TEL/FAX:06-6629-0882 |
代表者 | 代表取締役 鈴木宣仁 |
創 業 | 2013年8月21日(一般社団法人どすこい) |
設 立 | 2021年8月10日(株式会社どすこい) |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 44名 ※2021年10月現在 |