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次のステージへ ~ 次世代を担う幹部よりメッセージ③

つなぐ想い。


𠮷川運輸
本社総務部長
有木 広明 ありき ひろあき

『グループのDNA』

 30年前に紀洋運輸(現 紀洋)に入社し、鉄鋼関係の港湾荷役に作業職として10数年従事しました。上司・先輩から時に厳しい指導もうけながら仕事を覚えて、仕事に自信が持てた時に、仕事の楽しさ、やりがいについて気づいたことを思い出します。苦労したこと、大変なことも当然ありましたが、苦しい時こそ前に出る、仲間と共にやり遂げる、他社ができないことをやりきる、といったことが上司や先輩から受け継いだDNAだと私は考えます。

『私の使命とは』

 𠮷川運輸への出向をきっかけに、グループが全国展開するなかで2004年から西日本各地の営業所の所長を13年程、経験させていただきました。現在は本社の総務部として現場をサポートする立場で業務をおこなっています。改めて自身の軌跡を振り返り、𠮷川ロジスティクスグループで、全国各地で多くの人と出会い、様々な経験をしたことは、かけがえのない財産です。この経験を活かし、物流という社会インフラを支える重要な事業の第一線で働く従業員の方々をサポートし、次世代に向けてより良い会社環境づくりをするのが、今の私の使命と思い取り組んでいます。

『世の変化に対応すること』

 グループはこの20年で大きく事業を拡大しました。今や9,000名を超える人材が働く企業となり、物流事業を展開する当社の社会的役割も非常に大きくなっています。時代と共に変化する働き方も益々多様化するでしょう。グループも物流事業のみならず、環境事業、建設事業と幅広く展開するなかで、総務部としても臨機応変な対応でシステム構築を進めております。これからも人との関わりを大切に、ともに成長していける仲間と共に、より良い会社環境と人材を育成し、次世代へつないでいくことで社会へ貢献していきたいと思っています。


紀洋
総務部長
太田 俊幸 おおた としゆき

『KYGグループの歩み』

 𠮷川KYGグループは和歌山にて誕生し、大手鉄鋼メーカーと共に歩み、成長してきました。しかしながら、過去10年を振り返ると、鉄鋼業界は世界的な鉄冷えと呼ばれる状態が長く続いています。そんななか、KYGグループは創業時とは別の分野にも進出しています。食品部門においては店舗品出しから、加工センターの製造請負へ業容拡大し、KYGグループのカタチも時代と共に変化してきました。

『将来の事業展開像に向けて』

 私もまもなく54歳を迎えます。限られた時間のなかで会社に何が残せるのか。時代の変化に対応し、10年先、20年先の将来を見据えた自社のあるべき姿を「将来の事業展開像」として思い描き、実現に向けた戦略と経営計画を策定すること、そして先読みの手法を備えることが重要と考えます。会社は一人ひとりの集合体で組織として成り立っています。そして重要なのは人のつながりで、技術や知識、経験は世代から世代へバトンタッチされ続け今があり、未来があります。創立110周年を迎えるいま、次のステージへの成長戦略につなげて参ります。


丸山物流
沖縄支社部長
澤岻 安武 たくし やすたけ

『沖縄~大阪の海上輸送』

 弊社が沖縄向けに輸送を開始したのが1972年、以来48年に渡って大阪~沖縄間の海上輸送を手掛けてきました。
 これまで内航、外航、倉庫の3本柱で事業を展開してまいりましたが、𠮷川ロジスティクスグループ各社の協力のもと、新たな事業展開を始めています。先ず、近年増加の一途をたどる沖縄向けの貨物に対して、倉庫の需要が追いついていない状況のなか、2018年𠮷川ロジスティクスグループ初となる保管保税倉庫をうるま市に建設し、2019年4月完成・稼働開始しました。グループ企業の協力のもと一年半を経過し順調に貨物量、取引先を増やしております。

『新たな分野へも』

 また、昨年沖縄へ初進出を果たした冷凍倉庫会社の庫内作業、県外~沖縄向けの冷凍・冷蔵輸送にも展開を始めています。
 さらに弊社の作業会社として、ロジクリエートを立上げ、沖縄県内のトラック運送事業・労働者派遣事業にも展開を開始しております。

『倉庫不足の沖縄でのビジネスチャンス』

 沖縄は近年貨物量が増加の一途をたどり続け、需要に対し倉庫などが足りない状況にあり、今後はうるま倉庫の敷地内の空地への第二倉庫の構想など、沖縄においてはまだまだビジネスチャンスが展開できるのではないかと思われますので、今後もグループの強みを活かし更なる発展に向けて取り組んでいきたいと思っております。


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